【ねじ巻き精霊戦記って】天鏡のアルデラミン感想【タイトルで損してるよね】
こんにちは。やっと視聴継続していた2016年夏アニメを見終わったあんどぅです。
正直、秋アニメが始まって夏アニメのレビューとか時期を外しているとしか思えないのですが、まだ全然追いつけていないので夏アニメのレビューでも書こうと思います。
今回は2016年夏アニメで予想の斜め上を行って面白かったアルデラミンの感想を書いて行きます。
ねじ巻き精霊戦記天鏡のアルデラミンって?
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』(ねじまきせいれいせんき てんきょうのアルデラミン)は、宇野朴人による日本のライトノベル。
「精霊」と呼ばれる存在を、人が1体パートナーとして持ち合わせていることが前提になっている中世後期風な世界観で、アルデラミンという神を崇める古き帝国の内外および、対立する国家を舞台に、神に依ず根本的に考察する「科学」的な考えの中で育った男と、それらの関係者及び率いる小隊の戦記を描く。
ウィキペディアより引用
まぁ色々よくある大量生産型の最近のアニメだなーと思い視聴していたんですけど、予想以上に知略戦が熱い。
レッドクリフとかアルスラーン戦記が好きな人は好きだと思う。
川の下に橋を作って奇襲したり、圧倒的な人数差をカバーする為に森を焼くことによって時間を稼いだりと頭を使った立ち回りで戦いに勝つ知将が主人公。
NARUTOのシカマルに近い印象。
科学が発展していない世界観で唯一「カガク」の研究を推し進めていた博士の弟子で、既存の銃にライフリング(螺旋状の溝)を刻んで精度を上げたり、気球を飛ばして情報収集など現代知識で俺TUEEE系が好みの人にもオススメできる。
よく映画で大多数の敵を少数先鋭で撃破!とか絶対無理がある話を見るけれども、アルデラミンは高山病にならない様に進軍速度を落して結果味方の救援に間に合わないなど、確かな理由を付けつつ負ける時は負けるのが好感を持てました。
指を詰める主人公
謝罪の為に小指を詰めるとか主人公としてあるまじき展開。
しかもそのまま完遂してしまう。
3つの願いを聞いてもらう為に3回に分けて小指を詰めるとかどこのヤクザですか・・・としか言えないしドン引きな展開。
今までのライトノベル初のアニメで指を詰めた主人公は初めてじゃないだろうか?
ねじ巻き精霊戦記ってそもそも何?
大多数の人がこのタイトルを見たときにタイトルから地雷臭を感じた思う。
自分もその一人であるし、実際に見てみるまでは取りあえずニコ動のランキングに乗ってるから一話だけ試しに見てみるかな?
そんな程度の印象でした。
全話見た後から言うと「ねじ巻き精霊戦記」の部分が圧倒的に蛇足。
むしろ無い方が初見が増えて伸びたのでは?と言う感想。
「ねじ巻き」部分は「カガク」を表しているらしく「精霊」の要素も多少はあったけど、アルデラミンの一番面白い所は知略戦であってそもそも精霊なんてほとんど出てない。
もっとタイトルが良ければ間違いなく2016年夏のダークホースとしてもっと注目度が高かったのに惜しい。
総評
知略戦好き・ミリタリー好き・現代知識で俺TUEEE物が好きな人向け。
具体的には、銀河英雄伝説・アルスラーン戦記・GETE・まおゆうあたりが好きな人には掠りそう?まおゆうは怪しいかも。