小学生に読んでほしいけど大人が読んでも面白い!子供と一緒に読書を楽しめるオススメ図書10選!
こんにちは。
小学生当時、昼休みに秘密基地で給食の残りを仲間とこっそり食べて床を残飯まみれにしていたあんどぅです。
そんな何時も何処かで悪だくみをしていた僕が、読書好きになった理由。
それは母親に勧められた本が純粋に面白かったからでした。
国語力や集中力を養う為に学校では「朝読書」の時間があります。
そういう場で無理矢理読まされて読書が嫌いになる位なら楽しく読める物をおすすめして読書を好きになってもらいたい!
寝る前に子供に読み聞かせしたいけど何がいいのか?
そんな事を思うお母さんの為にオススメ図書をまとめました。
小学生と親御さんにオススメ図書10選!
アルバートおじさん
ゲダンケンは科学者になるのが夢の女の子。有名な科学者であるアルバートおじさんのめいで、ふたりは大の仲良し。あるとき、おじさんに理科の自由研究のテーマを相談したゲダンケンは、奇想天外な実験をもちかけられ、宇宙船に乗って光を追いかけることになるが…。
ふたりが発見する“時間と空間”のびっくりするような性質―〈相対性理論〉をめぐるSF冒険ファンタジー。
科学や実験が大好きな男の子にオススメ出来る一冊です。
アインシュタインの発見した理論を小学生にも非常に分かりやすく説明しており、NHKでたまにやっている科学番組をついつい時間を忘れて見てしまう感覚でのめり込んでしまいます。
エルマーのぼうけん
これは僕の父さん、エルマーのお話です。エルマーがまだ小さかった頃、ある冷たい雨の日に年取ったのら猫に出会いました。エルマーはのら猫から、どうぶつ島に捕らえられているかわいそうなりゅうの子の話を聞き、助けに行こうと決心します。リュックの中に、チューインガム、桃色の棒付きキャンディー2ダース、輪ゴム1箱、黒いゴム長靴、磁石1つ、虫めがね6つ、違った色のリボン7本、「クランべり行き」と書いた大きなからの袋……などなどをつめて、猫といっしょに船の待っている港に向かいました……。
引用元:
小学校低学年向けの一冊です。
主人公が機転をきかせて持ち物を上手く使いながら困難に立ち向かっていく面白さがこの作品の魅力でしょう。
冒険要素もあり自分もワクワクしながら読み進めたのを記憶しています。
精霊の守り人
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
腕ききの女用心棒・バルサはある日、川におちた新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムを助ける。チャグムは、その身に得体の知れない”おそろしいモノ”を宿したため、「威信に傷がつく」ことをおそれる父、帝によって暗殺されそうになっていたのだ。
チャグムの母・二ノ妃から、チャグムを守るよう依頼を受けたバルサは、幼ななじみの薬草師・タンダの元へ身を寄せる。そして、バルサとチャグムは、タンダとその師である呪術師のトロガイから驚くべきことを告げられるのだった ── チャグムに宿ったのは、異界の水の精霊の「卵」であること、孵化まで守らないと大干ばつがおこること、そして、異界の魔物がその「卵」をねらってやってくること ── 。
年代問わずに子供から大人まで楽しめるシリーズ。
児童文学として出版されながらあまりにも人気が出て、NHKでアニメだけではなく綾瀬はるか主演でドラマ化までされた作品。
ドラマの雰囲気はどことなく韓流ドラマに近いです。
単なる児童文学だと思いきや長編小説並のボリュームと話の深さがあり、主人公の女用心棒と母親の心象が重なってお母さんものめり込む事間違いなしでしょう。
ダレン・シャン
「奇怪なサーカス」シルク・ド・フリークを見に行った少年ダレン・シャンは、毒グモマダム・オクタに噛まれた友人・スティーブの命を助ける為、正体不明のバンパイア、ラーテン・クレプスリーと恐ろしい取引をすることになる。そして、ダレンの運命の歯車は大きく狂っていく…。
引用元:
これもマンガ化の他に海外で映画化もされました。
児童向けとありますが小学校低学年から中学生までも楽しめるシリーズで、自分は中学生の冬休みに部活をサボってまでこの作品にどっぷりハマり込みました。
壮大な物語の中の伏線を回収するラストが子供だけではなく大人も楽しめる作品で、主人公が人間とヴァンパイアの間での葛藤する様が心動かされます。
ルドルフとイッパイアッテナ
ひょんな事から岐阜から東京(江戸川区)へ行ってしまった猫のルドルフは、そこで教養のある猫イッパイアッテナに出会う。ルドルフはイッパイアッテナと気が合い、イッパイアッテナはルドルフを岐阜に帰らせる方法を模索する。ルドルフはその間にイッパイアッテナから字の読み書きを習う。その後、友達となる飼い猫ブッチーとも出会い、岐阜へ帰る方法を発見した。しかし岐阜へ出発する前日にイッパイアッテナがブルドッグのデビルとの喧嘩で重傷を負ってしまう。
引用元:
ミュージカルの他に2016年に井上真央主演で3Dアニメ化されました。
小学校低学年向けの一冊。
野良猫の世界を通して努力は必ず報われる、人をバカにすることはイケナイと言った
子供向けの教育としての側面を持つ話です。
ですが話自体はしっかりとしており親子で楽しめる作品。
バッテリー
中学入学を控えた春休み、岡山県の新田市に引っ越して来た巧たち
原田一家4人。 天才的な才能を持つピッチャーとして注目され続けて
来た巧は、野球への絶対的な自信を持っていたが、家族や他者に対し
ては、クールに接することしか知らなかった。
そんな新しい環境の中で出会った一人の少年、永倉豪。豪は少年野球
でキャッチャーをしており、巧の投げる球に憧れていた。引用元:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1492839004
アニメ・漫画化の他に実写映画化と中山優馬主演でドラマ化されました。
野球経験者にオススメの一冊。
一歩引いた目線で周囲と接する主人公に今時の小学生のリアルな感じを受けつつも綺麗な文章ですんなりと情景描写が頭に入ってくる読みやすい作品です。
カラフル
「僕」は一度死んだはずだが、天使に「抽選にあたりました!」と言われ、生まれ変わり「小林真」という中学生としてもう一度人生をやり直すチャンスを与えられる。そして、小林真として生活が始まるのだが、さまざまな困難が立ちはだかった。
引用元:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AB_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
当時KAT-TUNの田中聖が主演で実写映画化された他、アニメ映画も公開されました。
小学校高学年向けの一冊。
一度死んだことによって吹っ切れた主人公が、周囲との交流を通して心境の変化が現れます。
人生で誰もが一度は直面した事がある「いじめ」に関する葛藤や悩みがよく描写されており、子供であるうちに一度は読んでもらいたい作品です。
ホビットの冒険
袋小路屋敷に住むホビットのビルボ・バギンズは、彼が50歳である第三紀2941年4月のある日、祖父トゥック翁が死んで以来姿を見せていなかった魔法使いガンダルフの訪問を受ける。さらに翌日のお茶の時間には袋小路屋敷にトーリン・オーケンシールドとその仲間である13人のドワーフ(バーリン、ドワーリン、フィーリ、キーリ、ドーリ、ノーリ、オーリ、オイン、グローイン、ビフール、ボフール、ボンブール)までが現れて飲み食いされてしまう。ガンダルフの手前嫌々接待したビルボだったが、ドワーフたちが食後に演奏した山の下の財宝と龍についての音楽と歌には心を動かされて眠っていた冒険心が目覚める。ドワーフたちはそんなビルボに黄金竜スマウグに奪われたはなれ山のドワーフの宝物の話をした。
最初は龍が恐ろしく、乗り気でなかったビルボだが、向こう見ずのトゥックの血筋からか、この話に引かれる部分も確かにあった。結局ビルボはなし崩し的に、このドワーフの宝物を奪回するための、はなれ山への冒険に参加することになる。引用元:
有名なロードオブザリングの前日談にあたる作品です。
この作品自体も映画化されています。
北欧神話や古英語がばんばん出てきて剣と魔法の世界で冒険と言う男子の夢が詰まった作品です。
本を楽しむ!と言う事なら文句なしの一冊でしょう。
ライオンと魔女
戦乱を避け田舎に疎開したペベンシー家の4人きょうだいは、疎開先の古い屋敷の空き部屋にあった衣装ダンスから別世界の国・ナルニアに引き込まれる。そこは魔法が生き、けものたちがしゃべり、神話的生き物や妖精の住む世界であった。子供たちは不思議なライオン、アスランに導かれてナルニアを支配する白い魔女から住人たちを解放しようと奮闘する。
引用元:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%A8%E9%AD%94%E5%A5%B3
「ナルニア国物語」として映画化され一時期メディアでかなりの話題になった作品。
一部残酷な描写があるけれども、そこは物語を楽しむ為のスパイスの範囲内と言う事で選びました。
続編もあるもののこの一冊だけでも綺麗に終わっているので、試しに少しだけ読んでみるのもありな一冊。
ハリーポッター
孤児で、義父、義母(伯父、伯母)に冷遇され、従兄弟等にいじめられているハリー・ポッター少年は、11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知る。ホグワーツ魔法魔術学校へ入学し、いままで知らなかった魔法界に触れ、亡き両親の知人をはじめとした多くの人々との出会いを通じて成長する。
そして、両親を殺害したヴォルデモート卿と自分との不思議な因縁を知り、対決していくこととなる。引用元:
説明不要の大作。
本だけに止まらず映画化された作品も大ヒットしユニバーサルスタジオジャパンでは専用のテーマパークまで作られるほどの人気で、史上最も売れたシリーズ作品と言われています。
自分が読書に目覚めた切っ掛けである作品であり、時間が経っても衰える事の無い人気から小学生の読書入門用の作品としては文句の無い一冊でしょう。
娯楽でもいいじゃない
主に昔自分が読んだ事のある物からピックアップしました。
読書と言ったら難しい自己啓発とかビジネス書しか認めないみたいな人が居るけど、ご楽でも読書に親しんでもいいんじゃないかと思います。
自分の知らない世界に空想上で旅立つ事が出来る。
知らない場所や知らない考えに触れて自分を広げる。
そんな事が出来る読書を子供と一緒に親御さん達も始めてみませんか?