ブラック企業に勤めた新卒3年目が上司に退職の旨を伝えてから退職するまでの話
こんにちは。退職するのに殆ど思いつきで行動してしまい計画的に準備とか出来なかったあんどぅです。
僕は少し前に退職しましたがそれに伴っての準備や調べ物などが割とめんどくさかったので、これから退職する人の為にも今回は僕が退職するまでに準備した物・事と周りの反応などをまとめて書きたいと思います。
退職するまでに準備した物
退職届
退職届と退職願の違いが判らない人が意外と多いのではないでしょうか?
「退職届」とはもう何を言われても退職します!と言う意思表示で、民法では2週間前に提出をすれば良いとされていますが一般的には会社に迷惑がかからないように、3カ月前がベストとされています。
それとは別に「退職願」とは、俺辞めるよ?辞めちゃうよ?と若干引き止められる事も考えた物で、具体的には会社との交渉で賃金のアップや労働環境・時間の改善をしてくれれば残ってもいいよ?と言う意思表示です。
おまけとして「辞表」とは役員や役職のある人が使う物でまず普通の人は使いません。
使ったら最後に赤っ恥をかくことになるので絶対に間違えないようにしましょう。
ちなみにですが僕の場合は、上司に半年前に口頭で報告してからそのまま書類も何も準備をしないで話が進んで行き、退職の2日前に慌てて退職届を書き退職当日に提出と言う流れ実際には送別会の時に渡そうと思ったら忘れて一日後だったので、まずは上司に相談してから上司や事務の人の指示に従いましょう。
保険証の返却
僕の前に退職した先輩が忘れていました。
正直病気とかまったく無かったので僕も保険証の存在を忘れていましたが、会社を辞めると毎月給料から自動的に引かれていた保険料が払えないので返さないといけないそうです。
財布の中に入れっぱなしにして忘れないようにしましょう。
ただし早めに渡しすぎると渡してから退職日までの間にもし何かあった場合、保険証を持っていないと更にめんどくさい事になるので、タイミングは上司の指示があった時かギリギリの方が良さそうです。
準備した事
仕事の引継ぎ
正直これが一番しんどいです。当時僕が抜けたら現場の上司以外全員が新人でした。
なんとかお世話になった上司を過労死させない為にも、後輩に仕事を教えていきますがなかなかに覚えが悪い。異常な忙しさと後輩を早く成長させないといけないと言う焦りからか後輩にはかなり辛く当たってしまいました。後輩のミスで二人きりの休日出勤した時も、2時間ぶっ通しで説教してしまったり「脳味噌入ってるの?」とか辛い言葉をかけていました。当時は自分が一番ブラックな人間だったかもしれない。
周りも自分も辛かったです。
家族への説明
これは特に話す事はありません。
日頃の帰宅時間や日に日にやつれていく顔から家族も察していたのでしょう。
しばらく休みたいという事と、これからの事も特に考えれていない事だけ伝えてそのまま説明は終わりました。
周りの反応
社長
お互いスルー
最後まで一言も話しませんでした。
後輩であり戦友であり人生の先輩であり悪友である上司
「20代前半の貴重な時間をこの会社で潰してよく頑張ったよ。
お前のやり方は仕事を進める上では大事だがプロ意識が足りないかもしれない。
次の職場では、そこを意識して頑張ってくれ。」
流石偉大な人生の先輩。とても尊敬してる人だからその言葉は今でも胸に閉まってあります。
次の日、退職届を渡しに様子を見に行ってみると・・・
「やばいwwwやっぱお前抜けたら死ぬwww助けてくれwww」
やなこった。( ´,_ゝ`)プッ
地元から一人で引っ越してきた後輩
「なんでこの時期に辞めるんですかぁ?正直意味わかんない~むしろ死んでほしいですぅ~。」
うん。俺もそう思う。
そりゃ忙しい時期に人が抜けたら羨ましい所か殺意が湧きますわ。
でもね、仕方がないの。半年前に決めた事だし、半年前はこんなに忙しい予定じゃ無かったんだよね。
まとめ
準備する物は退職届ぐらいですが基本的には上司の指示に従う。
もし上司との関係が理由ならば、もう一段上の人に相談する。
そしてなんやかんやで会社は回る。後の事は気にするな。