過労死ライン皆平気で超えてるのになんで誰も笛を吹かないの?
こんにちは。毎日日付が変わるまで残業をしていたあんどぅです。
最近電通に勤めていた美人の東大生が自殺した件で結構な話題になっていますね。
皆さんは過労死ラインって知ってますか?
僕は人間の残業に耐えられる限界時間と勘違いをしていました。
まぁそれが本当だったら日本人のほとんどは死んでいるんですけどね。
実際は健康に害を及ぼすであろうと定められた時間であって、一カ月の残業時間が80時間を超えると過労死ラインを越えたとして、労災認定される時の材料になるそうです。
なんで誰も止めてくれないの?
以前ツイッターを見ていてこんな投稿がありました。
労働基準法守ってたら会社がつぶれるって、サッカーで「他のチームは手を使ってるから手を使わないと勝てない」って言ってるのと一緒だよね 要するに「審判、なぜ笛を吹かない」って話でいいんだよね?
— 黒田勇樹 (@yuukikuroda23) 2012年6月17日
これを見て確信をついてるなーと思ったのを記憶しています。
僕ら一般労働者は会社が悪い!経営者が悪い!って事をずっと言っていたんですけど、よくよく考えてみればそういう人達を取り締まる人が居ないんですよね。
いや、居るには居るけれども全然機能していないと言うのが正しいです。
労働者の権利について教育されていない
前から思っていたのが審判が機能していないのは、働く人達の権利についてまったく教育されていないのが原因ではないか?と僕は思う訳なんです。
海外では普通にストライキなどがあるのに、日本ではまったく起らない所かそもそもやり方すら知らないし、中小企業は労働組合なんて存在せず賃上げ交渉・労働環境の改善何それ?状態です。
今の若者は辞めるか文句を言わず働き続けるの2通りしか頭に無いし、審判(労働基準局)への救難信号を出す事すら知らないで会社に入っています。
もし労働基準局に駆け込んだとしても、条件が揃わないと向こうは簡単に動けない事を悪用して平気で使いつぶして来るので知識が無い僕達は泣き寝入りするしかないです。
もっと学校教育で知識を付けるべきなんですよ。
声を上げる事によって流れが出来つつある
東大生の自殺によって今ネット上では過労死するぐらいなら辞めて転職した方がいいよ!とか辞めてお金なくても田舎で全然生きていけるよ!と言った感想が流れています。
悲しい事に東大で天下の電通で美人なのに過労死で自殺と言った点で注目を浴びていますが、生きている皆さんが辛い・苦しいと言う声を一人一人上げて行けば、会社で過労死する前に辞める流れが当たり前になって辞めた後の受け皿も増えて行くと事でしょう。
会社を辞める事に臆病にならない、そんな流れを作りたいです。